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大阪城
大阪のシンボルと言えば大阪城。松平、旭がアイスクリームを、鳥居がたこやきを食べるシーンが撮影された。緑豊かな大阪城公園があるほか、人気アーティストのコンサートが数多く開かれる大阪城ホールなどがある。
1583年、豊臣秀吉によって築城が開始され、難攻不落の堅城に仕上げられたのが最初の大阪城。しかし1615年、徳川方15万超の軍勢と戦った「大坂 夏の陣」で焼失し、豊臣家は滅亡。1620年に徳川二代将軍・秀忠によって再建工事が行われ、三代将軍・家光の代に完成する。1665年に落雷で大天守が消失したが、1931年(昭和6年)、大阪市民の寄付などによって天守閣が復興された。現在、天守閣の内部は歴史博物館になっている。
大阪城
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大阪城・極楽橋
松平が35年前の幼少のときに、ある出来事を目撃するシーンに登場。1626年に創建されたが、1886年に焼け落ち、1965年(昭和40年)に、鉄筋コンクリート造りで再建された。 大阪城・極楽橋
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ホテルニューオータニ大阪
大阪城公園前の大阪ビジネスパーク(OBP)に建つ高級ホテル。1986年開業。本作では、松平たちが泊まるホテルとして登場する。地上18階、地下2階建て、客室数は525。窓から大阪城が綺麗に見えるキャッスルビュールームがおススメ。 ホテルニューオータニ大阪
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大阪府庁舎・本館
1926年(大正15年)竣工で、現在使用されている都道府県庁舎の中では最も古い建物。
3階まで吹き抜けの玄関ホールには12本の柱が立ち、階段や床にはイタリアの大理石が利用されている。モダン建築の建物として、歴史的、文化的な価値も高い。映画などのロケに使われることも多く、鈴木監督は『HERO』でもこの場所で撮影を敢行している。
東京からやってきた松平、鳥居、旭が、大阪府庁にて会計実地検査を行うシーンは、府庁舎内の大会議室を借りて撮影。8月の猛暑の中での撮影だったため、キャスト、スタッフ、そして職員役の100人のエキストラたちは40度を超える室温で汗だくになっていた。この部屋がロケに使われたのは、リドリー・スコット監督作『ブラック・レイン』(89年)以来、2度目のこと。
正面玄関で松平と真田幸一が対峙するシーンの撮影は、総勢5000人を超えるエキストラを集め、大阪城公園と大阪府庁を隔てる上町筋を約250メートルにわたり、夜の8時から朝の9時まで、13時間に渡って封鎖して行われた。
エキストラのほとんどは関西人。リハーサルからノリのいいエキストラたちの迫真の演技に監督、キャストも驚いたとか。さらに、OKが出るたびに大拍手が巻き起こり、徹夜の過酷なロケにも関わらず、現場は一体感たっぷりに撮影が進められた。
大阪府庁舎・本館
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梅田
キタの繁華街と言えばここ。JR、阪急電車、阪神電車、地下鉄の駅が集中するなど、アクセスも良く西日本最大の繁華街となっている。もちろん、ここでも大阪全停止のシーンが撮影された。
また、蜂須賀興業に向かう茶子が自転車を飛ばすシーンで後ろに映る高層ビルのひとつは、梅田スカイビル。その屋上には、デートスポットや観光スポットとして人気の空中庭園展望台がある。
また、水曜日のエピソードの冒頭に映るのは HEP FIVE観覧車。こちらも人気のデートスポット。ファッションビルのHEP FIVE7階に乗り場があり、一周約15分。最上部の高さは約106メートルで晴天の昼には明石海峡大橋まで見渡せる。
梅田
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大阪市中央公会堂
中之島にある公会堂。地元では中之島公会堂と呼ばれることも。1918年(大正7年)竣工。ヘレンケラーやガガーリンなど、世界の著名人が講演を行っている歴史的に由緒ある建物。02年に国の重要文化財にも指定されている。水曜日のエピソードの冒頭で映る。 大阪市中央公会堂
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空堀商店街
大阪市内唯一の高台である、南北に長い上町台地を東西に横断するように存在している“坂道を抱いた”珍しい商店街。周辺には、石畳の小道や、戦前からある長屋などのほか、最近は古い建物を改築したおしゃれなお店やギャラリーも出現し、今もっとも注目のエリアのひとつ。ここで撮影されたのは、松平、鳥居、旭がOJOのある長浜ビルを目指して歩いてくるシーン、大阪全停止のシーンなど。商店街の一部とお好み焼き屋「太閤」は京都府太秦の東映京都撮影所内に建てられたセットを使って撮影された。「太閤」で中井貴一さんの焼くお好み焼きはキャストたちに大人気だったとか。
ちなみに空堀という地名は、豊臣秀吉が大阪城の周りに築いた堀のうち、この界隈にあったのが水のない空の堀だったことが由来になっている。
空堀商店街
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黒門市場
中央区日本橋にある市場。店舗数は約180で鮮魚店が中心である。もともとは1902年(明治35年)に大阪府より公認市場として認可され「圓明寺市場」と称されていたが、圓明寺(現在は焼失)にある黒塗りの山門にちなみ、通称「黒門市場」となる。いつも人でにぎわっている場所だが、買い物客の皆さんにご協力頂き、無人の街を鳥居が一人で走る、全停止のシーンを撮影した。 黒門市場
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道頓堀
ミナミの繁華街といえばここ。大阪全停止のシーンで鳥居が渡る橋は、道頓堀川にかかる戎橋で、江戸時代初めに架けられ、架け替えや改修を15回繰り返し、平成19年に現在の丸いカタチの戎橋に。カーネルサンダースが川底から生還した場所は橋からすぐ近く。このエリアにある個性的な看板は、観光客にも人気となっており、グリコのネオンサイン(背景に描かれているのは、大阪城天守閣、海遊館、京セラドーム大阪、通天閣)や、かに道楽の動くかに看板は本編でも確認できる。 道頓堀
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なんばグランド花月
大阪の笑いの殿堂。よしもと新喜劇が見られる場所。金曜日のエピソードの冒頭で 映る。 なんばグランド花月
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南海電車難波駅
ミナミを代表するターミナル駅。1885年(明治18年)に開業。御堂筋に面する南海ビルは1932年(昭和7年)に竣工し、駅のシンボル的存在。大阪全停止のシーンなどに登場。 南海電車難波駅
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通天閣
新世界の中心に建つ展望塔であり、新世界のシンボル。現在の塔は1956年(昭和31年)に完成した二代目。5階の展望台には幸運の神様「ビリケン」の像が置かれており、足の裏をなでると幸運が訪れるとの言い伝えが。塔の高さは100メートル。大時計は日本一の大きさで、文字盤の直径5.5メートル、長針の長さ3.2メートル、針の重さが30kgにもなる。地上と二階を結ぶエレベーターの乗りかごは珍しい円形をしており、1956年に導入された当時は世界初だった。国の登録有形文化財に指定されている。全停止のシーンや松平と旭が歩くシーンなどで登場する。 通天閣
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新世界・ジャンジャン横丁
大阪市浪速区にある商店街。新世界にあり、ディープな大阪をたっぷり体感できる横丁。正式には「南陽通商店街」と言うが、戦後間もなく、立ち飲み屋などが鳴り物を使って客を呼びこんでいたことから、三味線の擬音「ジャンジャン」を用い「ジャンジャン横丁」と呼ばれるようになった。有名な串カツ店や立ち飲み屋、将棋クラブなどがずらり。 新世界・ジャンジャン横丁
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阪堺電車
大阪で唯一の路面電車。阪堺線と上町線があり、阪堺線は今年12月に開通100周年を迎える。木曜日のエピソードの冒頭に映る阪堺電車(ブルーの車体/緑地に黄色帯の車体)が撮影されたのは、天王寺駅周辺。このあたりは、キタ、ミナミに次ぐ大阪の繁華街であり、天王寺動物園や四天王寺などの観光地もある。そして土曜日のエピソードに挿入される阪堺電車のカットは、住吉大社で有名な住吉周辺で撮影された。 阪堺電車
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劇中では重要なシーンで大阪城が赤く染まりますが、現実でも大阪城が赤く染まった事があります。それは2011年5月16日に行なわれた「プリンセス トヨトミ」プレミア野外試写会での事です。舞台挨拶のために登壇された出演陣(堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一)と監督、大阪府知事、大阪市長、招待された800名の一般の皆さんの前で、史上初の大阪城赤色ライトアップが行なわれました。一夜限りの赤く染まった大阪城の姿は、新聞各紙でも取り上げられるなど日本全国の人々を驚かせました。
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